計算問題⑧(計量許容差)

計算問題

こんにちは。こうです。

 今回は、コンクリート技士の試験によく出題される「計量許容差」について紹介します。水、セメント、骨材、混和剤、混和材の計量許容差(%)は、JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)に規定されており、以下のとおりです。覚える順番としては、±1%の水・セメント・高炉スラグ微粉末、±3%の骨材・混和剤、そして、±2%の混和材が覚えやすいと思います。

例題   レディーミクストコンクリートの各材料について、1回計量分量が下表の場合、
     JIS A 5308の規定に照らして、合否を答えなさい。

[解き方]  表の右側に計量許容差を手書きし、計算して合否を判断する。

  水=(179-175)÷175×100 ≒ 2.3 → 四捨五入にて整数にすると2、不合格

  セメント=(342-345)÷345×100 ≒ -0.87 → 四捨五入にて整数にするとー1、合格

  細骨材=(825-815)÷815×100 ≒ 1.23 → 四捨五入にて整数にすると1、合格

  混和剤=(2.55-2.45)÷2.45×100 ≒ 4.1 → 四捨五入にて整数にすると4、不合格

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