こんにちは。こうです。
今回は、コンクリート技士の試験に出題されることのある「中性化速度」について紹介します。
打設して間もないコンクリートは、pH 12~13の強アルカリ性であり、この性質によりコンクリート中の鉄筋に錆が発生することを防いでいます。空気中の二酸化炭素の影響により、コンクリート中の水酸化カルシウムが炭酸カルシウムに変化し、中性化していくと鉄筋の錆が進行していきます。
この中性化は、コンクリート表面から内部に向かって進んでいきます。この中性化した部分の深さは、経過年数の平方根に比例します。

例題 25年が経過したコンクリート構造物の中性化深さが10㎜であった場合、
今後、39年経過した時の中性化深さを推定しなさい。
[解き方] 上記の計算式に問題文の数値を当てはめ、中性化速度係数(A)を求めた後、
中性化深さ(C)を計算します。

※ オススメの学習テキストです。ご興味ある方はどうぞ。


コメント