計算問題③(骨材の絶乾密度と表乾密度)

計算問題

こんにちは。こうです。

 今回はコンクリート技士の試験に出題されることのある計算問題「骨材の絶乾密度と表乾密度」について紹介します。この2種類の密度は調合計算(配合計算)を行う際に必要になることがあるため、理解しておいた方がよい内容です。

前回のおさらいになりますが、骨材(主に砂と砂利)は、どれぐらいの水を含んでいるかによって以下の4種類(①~④)に分類されます。

 [絶乾密度]
  絶乾状態における密度のこと。
  この数値が大きいほど、骨材中のすき間が少なく、良い骨材といえる。

 [表乾密度]
  表乾状態における密度のこと。
  通常、「骨材の密度」といえば、表乾密度のことを指します。
  表乾状態は、骨材中に水が満たされているため、表乾密度は絶乾密度より値が大きい。

 ⭐計算問題は、上の式を紙に書き、解きます。 実際に例題を解いてみます。

 例題
  絶乾密度2.50g/c㎥、吸水率2.0%の骨材について、表乾密度(g/c㎥)を求めよ。

 [解き方]

例題
 絶乾密度2.60g/c㎥の骨材について、表乾状態の質量が480.0g、絶乾状態の質量が465.5gであった。この骨材の表乾密度(g/c㎥)を求めよ。

[解き方]
 まず吸水率(%)を計算し、その後に表乾密度を求めます。

※ オススメの学習テキストです。ご興味ある方はどうぞ。

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